水道代の請求書を見て「思ったより高いな…」と感じたとき、よく見るとそこには「下水道使用料」の文字が。
そう、実は下水道料金は水道代とセットで請求される隠れコストなんです。
この記事では、下水道料金の計算方法や仕組みを知ったうえで、今日からできる節約術をわかりやすくご紹介します!
節約うさぎ
目次
1. 下水道料金ってどう決まる?
水道使用量に比例して決まる
下水道料金は、ほとんどの自治体で「水道メーターの使用量」に連動して決まります。つまり水を使えば使うほど、下水道料金も増えるというしくみです。
下水道料金=従量課金制
東京都の水道・下水道料金の一例(2025年時点)は以下の通りです:
使用量(㎥) | 水道料金(円) | 下水道料金(円) | 合計(円) |
---|---|---|---|
10㎥ | 1,280 | 1,160 | 2,440 |
20㎥ | 2,560 | 2,320 | 4,880 |
30㎥ | 4,080 | 3,480 | 7,560 |
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2. 下水道料金を節約する基本は「水を減らす」こと
使った水=流した水とみなされる
家庭で使った水は、基本的に下水に流れたと見なされます。つまり、水を減らす=下水道料金を減らすということになります。
節水=下水道料金の節約にもつながる
節水グッズや使い方を見直すことで、水道代と下水道料金の両方を効率的に節約できます。
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3. 蛇口・シャワーの節水で下水道代もカット
節水アダプターやシャワーヘッドを活用
蛇口やシャワーに節水器具を取り付けると、1分あたりの水の使用量を大幅に減らせます。
使用タイプ | 1分あたりの使用量 | 10分使用時の合計 |
---|---|---|
通常のシャワー | 約12ℓ | 約120ℓ |
節水シャワー | 約6〜8ℓ | 約60〜80ℓ |
お風呂の水使用量は家庭の約40%
お風呂での節水こそ、下水道料金節約の最大ポイントです。
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4. 洗濯機の使い方を見直す
まとめ洗いで使用回数を減らす
毎日こまめに洗うよりも、2〜3日に1回まとめて洗った方が水量も下水も節約になります。
「すすぎ1回モード」も活用
すすぎ1回タイプの洗剤なら、下水道料金を年間で数千円節約できる可能性も。
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5. トイレの節水も重要ポイント
「大・小」を正しく使い分け
トイレのレバーを「小」で使えば、1回につき2〜3Lの節水になります。
節水タンクの導入も検討
最新式の節水型トイレなら、1回3.8Lなど、旧型より40〜50%の節水効果があります。
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6. 残り湯や雨水は再利用しよう
「流さない水」は下水道料金の対象外
お風呂の残り湯や雨水は、下水に流れなければ使用カウントされません。
活用例:掃除・洗車・庭の水やり
バケツにためてトイレを流す、床掃除に使うなど、工夫次第で節約に直結!
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7. 漏水チェックは月1回の習慣に
水道メーターの「パイロット」を見る
すべての蛇口を閉じた状態で、メーターが回っていないか確認。少しでも動いていたら漏水の可能性があります。
漏水分も下水道料金に含まれる
目に見えないところの水漏れも、下水量としてカウントされてしまうので注意!
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8. 使用量区分を意識して料金アップを防ぐ
使用量が一定を超えると単価が上がる自治体も
自治体によっては使用量が増えると、下水道単価がアップする段階制です。
使用水量 | 下水道単価(円/㎥) | 区分 |
---|---|---|
〜20㎥ | 約115円 | 基本 |
21〜50㎥ | 約130円 | 中段階 |
51㎥〜 | 約145円 | 高段階 |
限界ラインを意識してセーブ
ギリギリでラインを超えないよう、家族で意識して使い方を調整しましょう。
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9. 水を“流さず”再利用する
2次活用できる水を探そう
手洗いや野菜洗いの水を再利用できれば、排水にならず下水道対象外になります。
バケツ1杯が毎日浮けば大きな差に
仮に1日8ℓ節約できたら、月で約240ℓ=0.24㎥。下水道料金にして30〜40円の節約になります。
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まとめ|下水道料金は「水の使い方」で変わる!
水を減らせば、下水道代も下がる
蛇口・シャワー・洗濯・トイレに節水ポイントあり
再利用・使い回し・意識づけでコツコツ節約
下水道料金は見えにくいからこそ、気づいたときが始めどき。
今できる小さな工夫で、月数百円〜年間数千円以上の節約につながります。
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